9月2・3日

・9月2日。木曜日。どちらかというと、何もしていない部類にはいる日。メールをしていたら一日終わってしまったという感じ。どうも、部屋に塞ぎ込んでいると、よくない。ところで、町田マリーといい、大宮エリーといい、古くはジュリーだが、どうして「末尾のイの長音」が、こういう効果をもつのだろうか。「いとしのエリー」のせいだろうか。ハニー、ポニー、ジャニー。いずれにしても、なんというか冗談ぽさがあるはずだが、豊田エリーとはこれいかに。

・9月3日。金曜日。ちょっと残暑バテ気味。何時間でも眠っていられる。子守唄なしでも。悪夢を見ながら。夜は、さいたま芸術劇場にて、ダンスをふたつ見る。ああしてふたつ並べると、音楽がもっている文脈とか物語性みたいなものからの、ダンスという感じがすごくして、しかしそれをもって日本がダメだとはいう話にはならないにしても、深夜にテレ東の「ダンス@TV」のような番組を眺めていると、やっぱりストリートダンスの限界を感じざるをえない。そういう意味では、今日の康本雅子の存在は大きかった。皮肉なことだが。