10月11・12・13日

・10月11日。月曜。祝日だが、通常どおり出勤。夜はカンパニー・デラシネラの「異邦人」を見にいこうかとも思っていたが、高校の同級生Mから「吉祥寺で飲みたい」という誘われたので(←どうやら吉祥寺に来たことがないらしい)、軽く飲みにいく。「吉祥寺ってこんなに人がいるところだったのか」「休日の吉祥寺なんて、くるもんじゃないぞ」「どこから湧き出てくるんだ、この連中は」「新宿方面からくるんじゃないのか」「まさか」「お前もそうだろうが」「ああ、そうだった」。手羽先などを喰いつつ、ビールは1杯だけ。今日は休肝日なのである。

・10月12日。火曜日。通常業務。夜は職場のみなさんが歓迎会を開いてくださるということで、近所の韓国料理屋に6人で食事にゆく。生まれて初めてサムギョプサルを食べたのだが、スペクタキュレールな食い物ですね、あれは。ジンロをほぼ2人で1ボトル開けても飲み足りなかったので、マッコリを注文したのだが、どうも味がおかしい(酸っぱい)ので問いただしてみると、「フタが少しあいていた」との返答。これで酔いが冷めてしまった。というわけでバッティングセンターに(6人で)繰り出すことになり、フルスイングをして帰途につく。

・10月13日。水曜日。通常業務。夜は吉祥寺シアターにて、Project Nyxの「星の王子さま」を見る。再演らしいが、寺山作品に40年ぶりに登場するカルメン・マキと、常連の中山ラビの「コンサート」に加え、あまりに黒色すみれのリフレインが多すぎて、あまりに冗長である。芝居を打っている側からすると、役者たちに対する「サービス」なのかもしれないが、芝居を「売っている」という意識とのバランスはもう少しとるべきであろう。という同じ感想を漏らしていたRさんと劇場で一緒になったので、ハモニカ横丁の居酒屋に飲みにいく。ワインをグラスに2杯程度。