10月8・9・10日

10月8日。金曜日。誕生日である。27才となった。とまあ、これを書いているのも数日後なわけでして、知人がお祝いをしてくれるのは嬉しいものだが、個人的にはいつもの一日であった。ブログを再開するきっかけ(口実)になったのが、せめてものアレか。10.8だからと今日は東京ドームに巨人の最終戦を見に行ってきたが、見事な逆転負けを喫して、大笑いした。内海、久保、越智、山口、クルーンとオールスターみたいだった(←最終的に投手がネタ切れした原因)が、内海の2点タイムリーが見れたのは運がよかったと思わねばならない。あと、越智はいいですね。ちょっと暑苦しい感じが。野球場のビールにほろ酔いして帰宅。

10月9日。土曜日、しかも雨。午後から六本木に出かけて、国立新美術館の「ゴッホ展」と「陰翳礼讃展」と、そのあと21_21デザインセンターにて佐藤雅彦の「これも自分と認めざるをえない」をはしごして、その後、文京区の千石駅というところにある小さな工房にて白神ももこの「て、に、を、は、がおかしい」のうどん編を見る。「ちょっと、おもしろいことをやる」的な距離感が、身内の人間以外を遠ざけてしまう感じがあって、うーんと唸る。その後友人と合流して、巣鴨駅前にある沖縄料理屋さんで、オリオン1杯に、泡盛を3杯ほど。べつに酔っ払ってはいなかったのだが、あやうく終電を逃すところだった(巣鴨駅についたのが、0時40分だった…)。

10月10日。日曜日。昨日ちょっと頑張りすぎたので、今日は遅めのスタート。横浜美術館ドガ展もまだやってるし、と行くのを取りやめて、夕方から友人DとKさんと黄金町にて合流する。黄金町バザール(ものすごくゆるーい感じのアートフェス)をちょこっとだけ見て、気持のいい天気のなか、伊勢佐木町の商店街を通って、バンカートまで散歩する。19時半からtptのピンター劇「コレクション」。必要以上の重々しさが、戯曲の軽妙さを損なっていたのが残念であった。tptの俳優養成にはもう少し再考を迫るべきだろう。別の知人と会場で合流して、横浜駅で終電間際まで飲む。今日は生麦酒4杯。