7月18・19・20日

・7月18日。月曜日。早朝のワールドカップ女子決勝は、アメリカの強靭なフィジカルと圧倒のスピードに押されながらの勝利。ニュースでは「勇気をもらった」などという凡庸な言辞が繰り返されてはいるが、試合自体を見ている限り「中心」が存在しないように見えたのが面白かった。ここぞで得点をあげる澤が「中心」(10番でエースという古典的な!)に見えるが、そうではない。チームの象徴的存在やスーパープレーヤーがいないというのが女子フットボールの面白さかなと思ったり。休日出勤なのでほとんど仕事なし。同僚に高尾山の話をしたら、土曜日に行ってきたとのこと。

☆撫子やかく山巓に立ちにけり

・7月19日。火曜日。実家から扇子が送られてくる。職場の冷房が30度設定という地獄を乗り切るには嬉しい贈り物である。火曜日なのでやんごとなき会議をふたつこなして、夕方から神保町のいつもの店に飲みに行く。いつも通りカウンターにはHさん、あとは結社TのT馬さんとK石さんなど。後からビーチサンダルのM尾さんも合流し、ビールとシークワーサーサワーを3杯ずつ。ここでもまたサッカーの話。試合見ていないのに「ニュースで見た」と得意顔で語る人もいたり。昨晩の「王国」は意外と誰も見ておらず、サッカーの疲れであろうか。

☆不真面目はならぬと扇に言はれたり

・7月20日。水曜日。午後から久しぶりに整体に出かける。1か月以上放置していたら、案の定肩が「ばりばり」になっている。先生にいつものようにやさしくほぐしてもらう。血流も良くなったところで(飲み過ぎないようにと注意されつつ)神楽坂へ、知人に誘われるまま酸漿市。酸漿は色が苦手というのに、その嫌がる顔を見たいということで足を運ぶも、肝心の酸漿はそれほど出されておらず、夕暮れ時は何よりもあのおぞましい色が少し和らいで見えたのであった。中華料理屋、串焼き屋と回って最後に入ったお店で、偶然にもUさんと会う(今日はみんなで書道をやったところだそう)。ドクターも交えて瓶ビールを3、4本。

☆背中揉みほぐされ麦酒の話など