7月21・22・23日

・7月21日。木曜日。昨日の整体のおかげか、からだが軽い。友人Fさんから『パウル・ツェランユダヤの傷』を献本いただく。膨大な引用を丁寧に一枚一枚はがしていって、そこに「ユダヤ性」の色濃さを読み解くという一冊。まだ「あとがき」しか読んで読んでないけど。しかし、折しもフランス哲学研究者の側から『20世紀ユダヤ思想家』の翻訳が刊行されているというのは、どういうわけなのだろう。

☆水虫の痒き日に読むツェランの詩

・7月22日。金曜日。10か月ほどお世話になった同僚のWさんが秋より英国に留学するため、一緒に仕事をするのは今日が最後。なぜか残される側がいろいろとおしゃれなお菓子“ギモーヴ”を頂戴することになった。「ギモーヴとは、マシュマロのことなのです」とWさん(そんなフランス語知らなかった)。夕方は神保町で句会。見学ということで出句はなし、選句のみ。5句選のうち2句がNさんの句だったとは!その後宴会、カツオのごまソースがけ、鶏モモ肉の照り焼き、いかの煮込み、洋風ビーフカレーのフランスパン沿えなどに、ビールを3杯とワインを少々。

☆マシマロといふ意味もあり立葵

・7月23日。土曜日。仕事遅々として進まず。エロいことばかりを考えている。夕方から3週間ぶりのフットサル。しかし2人土壇場キャンセル(通称ドタキャン)で8人だけ。N川のフットサル仲間のおかげで何とか楽しく汗をかく。その後「森下食堂」にて宴会。宴会から合流したK津にドタキャンの理由を聞いて、全員で糾弾する。おそらく、K津は「ふつうのこと」をしたまでなのだが、このチームは「ふつうのこと」を許さない集団なのである。赤信号は車が来ていないのならば決して立ち止まってはならないし、青信号は車が来ていれば立ち止まらなければならない。

☆鮮やかにネット揺らして脚気かな