8月5・6・7日

・8月5日。金曜日。朝10時から夕方5時まで延々と会議。半年に一度のイベントだから仕方ない。しかし思いのほか集中できず、句がほとんどできなかった……この夏でお世話になった二人が退職されるということなので、夕方よりこじんまりとしたイタリアンのお店で歓送迎会を兼ねた納会。ビール3杯ほどとワインを少々。その後、長老の行きつけのお店に10人ほどで移動して、ビールを2杯ほどいただく。そこそこ酔っぱらったところで、いつもの神保町のお店へ。今日はPさんがニューヨークからきているというのでご挨拶(こないだも来てた気がするけど)。初めてお会いしたタドコロさんという方に、会議で句ができなかったと話したら、あたしだったら60句はいくと言われた。ここでもビールを2杯ほど。

・8月6日。土曜日。聖光学院は1回戦突破。見事。夕方から中学校の同級生3人と新宿御苑近くのイタリアンで女子会。といっても不定期開催なので、前回は2年ほど前のことであり、この間にメンバーのひとりが結婚→妊娠→出産という真っ当なプロセスを経て、現在は専業主婦として子育て→姑ともめるという段階である。残りの二人もタレント業とニートなので、自分も含めて世間から易々と理解を得られる働きをしていないのだが、やっぱり女の子だから(年収とは関係なく)恋はそれなりにしているらしく、「恋愛って結局イデオロギーよね」的な発言をしたところ、あやうく草食系の烙印を押されそうになった。うーん。草食とか肉食とか、そのメタファーの品性のなさをまずは疑ったらどうなの、などとはとても言えぬまま、ビールを2杯ほど。

・8月7日。日曜日。昼飯はカレー屋が満席だったため、仕方なく近所のハンバーガー屋で食事。俳句などを練る。かの問題からはや2週間。お台場での示威行動はネットでの映像を観る限り、ただの右翼活動に吸収されてしまったように見える。ただ、ここまで盛り上がったのは、フジテレビの「やり方」に対する懐疑だったはずだ(ウィキペディア「フジテレビの韓国報道問題」に要領よくまとめられている)。なかには「あそび」だったものもあるかもしれないが、視聴者が「あそび」として了解できないものもあると思う。だから、問題なのは「韓流推し」ではなく、「なんか、すごくイヤなやり方で推してないか?」という不信感だったはずなのだ。これは「推す」ことが正しいかどうかという問題以前の問題であって、このことはやっぱりかの問題とは切り離して考えなければなるまい。