5月10日

・5月10日。晴れ。某雑誌編集委員の引き継ぎをしてもらってから帰宅。夜は友人の結婚式の打ち合わせの予定も、今日のところは遠隔操作で許してもらった。申し訳ない。日本代表に川口が入った。岩手の翼くんこと小笠原が外れたのは残念。ひまでひまでしょうがない某ニュース番組が、街頭アンケートをしていた。日本の予選リーグの結果はどうかと。おそらく「何勝できるか?」ときけば、ゼロと答える人はそう多くはないはずなのだが、アンケートの作為もあって「7割以上」の人が「全敗」と回答している。お気づきの通り、世論調査で現政権を「支持しない」という回答をしているパーセンテージとほぼ同じである。
そう、ワールドカップで「4強」を目指すことは、ファンタジーであり、それはアメリカが沖縄から撤退することと同じだと、7割の人が考えている。ベスト8が国外移設、ベスト16入りが県外移設(←これは微妙なところだが)、辺野古案が3戦全敗といったところか。つまるところ、7割の人が「予選敗退」だと思っている。「アメリカさんがそんな案を飲むわけではない」はサッカーメディアの用語では「世界はそんなに甘くない」へと翻訳される。「アメリカの機嫌を損ねることが、日本の最大の損失だろう」は、サッカー界では「日本が4強に入ることが、世界のフットボールの質の低下だろう」と翻訳される。ただ、そう考える人が7割いるということだけだ。