11月22・23・24日

・11月22日。月曜日。イベント1日目。たっぷり寝たのだが、まだ全快とはいかない。咳がだいぶおさまったのが、せめてもの救い。風邪気味の司会というのは、ちょっとした悪夢だが、咳が出なければOK。ノープロブレムだ。午前中は会場設営および映像チェック。午後からいよいよ本番がはじまってしまったが、唖然とするほど客が少ない。それとは対照的に舞台上には豪華な面々。なんて贅沢な! 初日の終了後、通訳のHさんも含めて4人で近くの「日本風」の居酒屋に飲みにいく。必然的に、会話の8割が英語でとても喉が乾いた(←しゃべったからではなく、緊張したため)ので、ビールを飲みつづけることになった。要人を渋谷まで送り届けて、11時すぎに帰宅。

☆北からのまらうど迎へ冬あたたか

・11月23日。火曜日。イベント2日目。少し早めに出勤して、ちょっとした仕事を片付ける。外に出ると、昨日渋谷まで送り届けた女史が博物館の写真をとっている。聞けば、中に入りたいのだが、いつになったら開くのかと。今日は祝日だから閉館なのだ、と話すと、どうしても中を見たいという。上司に掛け合ってみるとあっさりOKが出たので、、昼食後に内部を案内することになった。いろいろ「へま」をしながらも、なんとか予定を消化する。夕方からの懇親会ではひたすらビールを飲み、そのあと後輩のHと駅の近くの居酒屋で日本酒を2合ほど。近所に住む友人を呼び出し、12時すぎまで飲む。ぎりぎり終電に間に合って、1時頃帰宅。

☆小春日や舞台の裏をかけめぐり

・11月24日。水曜日。実は、頭が痛むが、なんとか起き出して出動(電車のなかで同僚から「風邪ひいたので午後からいきます」という連絡があった)。昨日の片付けなどをこなして、午後からロドリゴ・ガルシアの「ヴァーサス」を西巣鴨まで観にいく。とても「親近感のある」作品だった。外国からの招待作品のなかで、いちばん観客との対話が成立しているのは、この作品だったのではないか。まだ週末に中国の「メモリー」があるけど。あちらは8時間上演という異質な作品だし。帰って少し仕事をするはずが、体が休みたがっていたもよう。すえのぶけいこの『リミット』を3巻まとめて読む。設定は『ドラゴンヘッド』みたいで、『かまいたちの夜』のような安っぽさがあるが、なかなか面白い。

☆天ぷらを買い急ぐ冬巣鴨