2月12・13・14日

・2月12日。土曜日。体が重い。頭も痛いのでゆっくりと朝寝をしていたら、時計ははや1時。急いで新百合ケ丘まで移動して、アルカサバ劇場の「アライブ・フロム・パレスチナ」を観劇した。インプロヴィゼーションでつくっていった跡が窺えるオムニバス形式の構成だからこそ、何も難しいことは言わない、ユーモアとペーソスのある芝居になっている。友人Dと会えたにもかかわらず、体調が悪いのでそのまま帰宅することに。吉祥寺で鞄を新調するなど、やることはやった。

・2月13日。日曜日。午前中に図書館で調べものをする元気はなく、午後からの出動。「ベルク」で珈琲を飲んで、芝居を見たことがないという友人Aを連れ立って、つかこうへい復活祭「熱海殺人事件NEXT〜くわえ煙草伝兵衛捜査日誌」を紀伊国屋ホールに観にいってきた。長谷川京子は顔が小さかったが、声も小さかった。終演後、TOPSの横のこじゃれたお店でお茶をして、マンガを物色して帰途につく。夜は、塩鶏じゃがを食べる。

・2月14日。月曜日。目覚めると、頭がすっきりしている。夕刻から例の店にて、2月生まれをお祝いするバレンタインデー句会。友人のSさんを誘ったところ、初めてとは思えぬ選に嫉妬する様子を見事に嘲り笑っていただけた。句のほうはきわめて不調であったが、酒宴は楽しく、最終的には店内に雪つぶてが投げつけられる始末。帰り道、もう穴のあいているスニーカーはぐっちょぐちょであったが、それほど気にならないほど、楽しい夜なのであった。