6月6・7・8日

・6月6日。月曜日。夕方から高円寺に花組芝居「番町皿屋敷」を観にいく。高校の同級生のNが出演していたこともあって。コントとしては面白いのだが、作品の解釈にいまひとつ踏み込めていなかったように思われる。短い芝居を長くしたというのもたんなる「サービス」であるのなら、狭いほうに狭いほうに行ってしまうことになる。おすすめできないことだ。いつ見ても花組は「あと一歩」な気がしてしまうのである。劇場で会った知人Sさんらと軽く飲みにいく。寝不足で眠たかったのだが、ついはしごしてしまった。おすすめできないことだ。

・6月7日。火曜日。夕方から知人Kさんと勤務先の近くにある喫茶店でちょっとお話をする。大学2年生の頃からバーチャルには長らく存じ上げていたのだが、そのときは「まだ会う準備ができていない」と無碍にお断りしていたのである。こうしてきちんとお話することになるまで7年もかかったのが、早いのか遅いのか。またゆっくりとお話できればと思う。ここのところせわしかったので、ゆっくりと珈琲を飲む時間というのもちょっとした気分転換。夜は昨日のお好み焼きの残りと、キャベツの千切りと豚肉を中華スープで煮込んだテキトーな料理を食べる。

・6月8日。水曜日。11時すぎに起きる。月曜、火曜、ととても眠たいが、今日も眠たい。午後から3週間ぶりに若い人たちの集まりに顔を出して、そのあとは研究室で50分くらいのダンスの映像を見る。発想としては嫌いではないのだが、DVさんは「真面目すぎる」とも。でも、こういう何を見せたいかはっきりとわかる作品というのは最低限の仕事なのであって、一定のリスペクトはすべき。先週金曜の研究会の話もあってか、そう思うようになってきた。しかし眠い。帰途につくと、そのまま床に。「ゆか」ではなくて「とこ」ですよ。