2011-01-01から1年間の記事一覧

7月18・19・20日

・7月18日。月曜日。早朝のワールドカップ女子決勝は、アメリカの強靭なフィジカルと圧倒のスピードに押されながらの勝利。ニュースでは「勇気をもらった」などという凡庸な言辞が繰り返されてはいるが、試合自体を見ている限り「中心」が存在しないように見…

7月15・16・17日

・7月15日。金曜日。仕事を終えてから研究会。集まったのは4人だけだったが、全然開拓されていない分野の話だったので、いろいろと想像力がわいて楽しかった。こういう分野は誰かが「ステップアップ」しないと、ずっと同じようなことの縮小再生産になってし…

7月12・13・14日

・7月12日。火曜日。夕方から大学で恒例の会。先輩のありがたいお話を聞くというのが主旨なのだが、精神科医とか弁護士とか「どうしてそうなる?」というような道に進まれておられる方が多く、本当によくわからぬ。途中で中抜けして下北沢で柄本明の『授業』…

7月9・10・11日

・7月9日。土曜日。暑い。午後から神奈川芸術劇場にて「スウィーニー・トッド」を見る。またしても宮本亜門。大竹しのぶという女優は「声の」女優だということを痛感。ただし、ミュージカルという上演形態の存在意義がいまだわからず、前半のみにて退散する…

7月6・7・8日

・7月6日。水曜日。終日部屋にて作業。原稿送付。髪がボサついてきたので、夕刻より散髪に向かう。話を聞いていたら、どうも某Jリーガーの髪も切っているということが発覚。元巨乳アイドル的な有名芸能人の髪を切っているというのでも驚いたのだが、そんな人…

7月3・4・5日

・7月3日。日曜日。昼から新幹線で静岡へ。フランス人の演出家による「ヒロシマ・モナムール」を観る。一部疑問は残るが、作品としてきちっと立場が提示されていたと思う。演出家はサド、マゾッホについでこのデュラスの作品を取り上げているということで、…

6月30日・7月1・2日

・6月30日。木曜日。暑い。本日提出物を提出して、午後から職場に復帰。暑い。冷房が入っていないというのは、どういうわけなのだろう。仕方なくズボンを脱いで仕事をする。夕方は駒場にてジャン=ピエール・デュピュイ氏の講演会。原発関連の講演会やシンポ…

6月27・28・29日

・6月27日。月曜日。しかも、待ちに待った第4月曜日である。仕事もそこそこに夕方から神保町にて句会。投句者が100人を越えんとしているこの熱気。ますます自分の句に点が入らなく一方で、ますます競争意識(?)が高まって、まだ見ぬ発想へと引き上げられ…

6月24・25・26日

・6月24日。金曜日。9時頃まで仕事。本当ならば8時頃に仕事が終わって、知人のパフォーマンスを見に行く予定だったのだが、断念してそのまま神保町へ。金色の星の下に集まった人々たちの横で、Hさんとやや猥雑な立ち話。ビール2杯と、シークワ―サーサワ―を…

6月21・22・23日

・6月21日。火曜日。先々週に「大遅刻」をしたので、早めに家出たところ、おなじみの人身事故で結局5分遅刻。汗だくの会議だった。夜はひさしぶりに何も用事がなかったので、家に帰ってユーリンチーをつくる。サラダを少々。「一人暮らしだと揚げ物はしない…

6月18・19・20日

・6月18日。土曜日。11時に起きる。本当ならばヒッポ・デルボノの『この狂暴な闇』を静岡まで観にいくはずが、震災のため演目が『ヘンリー5世』に変更となり、震災のため演目がピーター・ブルックの『ワイワイ』に変更となり、ここ数日の疲れのため『ワイワ…

6月15・16・17日

・6月15日。水曜日。11時に起きる。「面談日のためにやっておかなければならないこと」のうち、2割くらいしかできていないので、そのやましさから下手くそな外国語でA4で1枚ほどのレジュメを書いて研究室へ。見通しの甘さもさることながら、一番驚いたのは、…

6月12・13・14日

・6月12日。日曜日。12時に起きる。午後からG大学で事務作業の手伝い。夕刻から吉祥寺にて「お見合い」をする。驚くなかれ、Oさんの仲介である。Oさんという人は、人と人とを引き離すことを趣味としている非人間的な方でいらっしゃる(「俺は女という生き物…

6月9日・10日・11日

・6月9日。木曜日。昼飯にカレーを食べたら、お腹いっぱいになってしまって、手帖に書いておいたイベント(@飯田橋)まで足を伸ばす気になれず。10時頃まで翻訳などを進めて、帰途につく。論文面談の準備(計画書が6月末締切だが決定的に遅れている)、年表…

6月6・7・8日

・6月6日。月曜日。夕方から高円寺に花組芝居「番町皿屋敷」を観にいく。高校の同級生のNが出演していたこともあって。コントとしては面白いのだが、作品の解釈にいまひとつ踏み込めていなかったように思われる。短い芝居を長くしたというのもたんなる「サー…

6月3・4・5日

・6月3日。金曜日。夕刻から研究会。前回は3月11日に開催予定だったため、ぽっかりと穴があいてしまっていた。他大学の修士の学生が2人もきてくれて感激。主宰が近いうちに留学してしまうので、この先をどうにか考えないといけない。しかしダンスはポストの…

5月30日・6月1日・2日

・5月30日。月曜日。最近めずらしく「集中的に」机に向かっているせいか、ちょっとフランス語がうまく訳せるようになってきた気がする。依然として大学3年生レベルにとどまっているのだが、ちょっと嬉しい(勘違いかもしれないけど)。夜は、人事異動に伴う…

5月27・28・29日

・5月27日。雨の金曜日。某書類の締切日だったこともあって、大学に立ち寄ってから出動。午後、届いたゲラの校正。なぜか編集まがいの仕事を頼まれ、本1冊分のゲラに赤を入れることになっている。どうしてなのかはよくわからないのだが、人の欠点を探すこと…

5月24・25・26日

・5月24日。火曜日。夕方から座・高円寺に川村毅の「豚小屋」を観にいく。感覚的に言えば、いろいろ詰め込み過ぎで、何が言いたいのかわからない(かといって、ものすごくわからないわけではない)ところがアレではあるが、平均的に見て芝居にはなっていたと…

5月21・22・23日

・5月21日。土曜日。ここのところ「目覚ましをかけない」がマイブームである。起きれるか、起きれないか、ぎりぎりの橋をわたる度胸だめし。しかも、非常に重要な会議の日にそれをやる。そしてわたしはこの勝負に負けた。いや、勝ったのであろうか? どれだ…

5月18・19・20日

・5月18日。水曜日。午後から若い人たちの読書会に顔を出す。夕方は新橋演舞場にて「籠釣瓶花街酔醒」。以前、ラストシーンだけ見たことがあって、最後まできてやっと「ああ、この芝居か」と思ったのだが、発端から大詰まで上演するのは、明治期以来初めてと…

5月14・15・17日

・5月14日。土曜日。8時に起きる。「芭蕉矢立の地」千住にて吟行。メンバーではないにもかかわらず参加させていただきましたのは何の因果か。そのうえ、選もいくつかいただいたのは贅沢者である。しかし「アウェーの戦い方をしてたね」とNさん。そりゃ完全ア…

5月4・7・8日

・5月4日。水曜日。夜は世田谷パブリックシアターの恒例企画「日本語を読む」。時期も時期だから「ザ・シェルター」を観にいったが、リーディング公演の意味をはき違えている気がしてならない(去年も似たようなことを書いた気がする)。憤怒。昨年のコメン…

5月1・2・3日

・5月1日。日曜日。はや5月。友人Sと鎌倉方面に足を伸ばす。大学のゼミ合宿で江ノ島/鎌倉に来てからは初めての来訪。銭洗弁天さま、大仏さま、長谷寺、ちょっとだけ江ノ島と、とてもメジャーなコースをお散歩する。けっこう歩き疲れたので(雨だったし)、…

4月28・29・30日

・4月28日。木曜日。ちょっとした原稿を書きはじめた。採用かボツかはまだわからない。とりあえず、構想は大きく。態度が大きくならぬよう。・4月29日。金曜日。夜は下北沢にできたばかりの「アトリエ乾電池」なる劇場にて、北村想の『寿歌』を見る。ヤスオ…

4月23・24・25日

・4月23日。土曜日。夕方から新宿にて東京乾電池の『まことむすびの事件』を観にいく。隣の客がいびきをかいていたので、何度か肩をゆすって起こしていたら、終演後に客席にいた知人や舞台上にいた役者さんから「起こしてたね」と声をかけられる。近隣の居酒…

4月14・15・16・17日

・4月14日。通常業務。夜はシアターコクーンにて『トップガールズ』。1時間50分ほど、退屈な時間だった。少しは地震の影響もあるのかもしれないが。・4月15日。代休をもらって午後から王子にてがみ座の『線のほとりに舞う花を』を観にいく。夜は新国立劇場で…

4月6・10・13日

・4月6日。水曜日。午後から大学で「先生方のお話」を聞き、新入生を交えての懇親会。地震の影響でアルコール禁止令。これは学生に酒を買ってこいという無言の圧力だったのかと思いきや、そういう意図もなかったらしく、外に出て桜を少しばかり愛でたあと、…

3月29・30・31日

・3月29日。火曜日。もうすぐ選挙だということで、各所に立てかけられた板にも候補者のセンスのない写真が並ぶ。しかし、いままで気づかなかったのだが、「ワタミ」というのは「渡辺美喜」の略なのだからして、全国にはこのようなあだ名をつけられている人が…

3月24・25・26日

・3月24日。木曜日。午後から整体に繰り出す。そして夜は、お茶の水CANVASにて、ラドママ・プロデュースの「材料アリストパネース」を観る。・3月25日。金曜日。本当は巨人×横浜の開幕戦を東京ドームに観にいくはずだったのだ。『限界集落温泉』(鈴木みそ)…